写真 本物のヒノキを惜しげもなく使います。
窯の横にはヒノキの原木を切った材木が用意されています。間伐材は伐採後、およそ3週間たった頃(ほどほどの湿気)に炭材になります。(自然乾燥材)
写真 4分の1にカットした原木材木の断面です。大きさはこぶしぐらい、10cm程度。年輪を数えたら約40…。
間伐材といえども樹齢40年のヒノキです。
立派な柱がとれるヒノキを炭に焼くのです。
これは正真正銘の「ひの木の炭」です。


写真   イラスト
窯の中は狭く、粉塵が舞う過酷な環境です。この中に材木を詰めていきます。   最初、奥から材木を立てて詰めていきます。隙間なく密に詰めます。
写真 入り口にはコロを敷き、外から次々に材木を供給していきます。
写真 上の隙間部分にも材木を横向きに置き、下の図のように、詰め込みます。
入り口部分は、はみ出さないように、横に置きます。
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写真 土を水で練って粘土状にし、入り口に敷きます。
そこに耐火レンガを積んでいきます。
入り口を耐火レンガの壁で塞いでいきます。
写真 耐火レンガの壁が完成。
完全に塞ぐのではなく、上に少し隙間を空けています。ここから火が内部に入ります。
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  耐火レンガの壁の前に、燃料となる材木を置きます。
実はこの燃料もヒノキです。
(ちょっともったいない…。)