写真
炭焼き小屋全景
  届けたい本物の炭がある。
伝えたい本物の炭焼きがある。


緑深いヒノキの山の中腹に炭焼き小屋はありました。
志田工房様の炭は岩手窯で焼かれています。この窯は丸型で、黒炭を焼くのに適しています。
元々この地方は、クヌギ黒炭の産地でした。クヌギの黒炭は、茶の湯炭などに使用されています。
何十年も変わらない製法で、淡々と炭焼きは行なわれています。
こんな伝統的な炭焼きがまだ残っている…。
伝承すべき炭焼きが、ここにはありました。

イラスト
イラスト
炭焼き窯の構造は図のようになっています。
窯の奥下に煙道口があり、それが煙突につながっています。
長年の炭焼き技術の蓄積でできたノウハウです。
炭焼きは完成までに約2週間の時間を要します。


写真 炭焼き窯全景
土で焼き固められた窯は、一見古墳のよう。
中に人が入って作業をします。
材木の窯入れ、炭の窯出し、粉塵が舞う中での作業は決して楽なものではありません。
写真 窯の内部に入りました。
パミアくん(弊社春日社長)が指さしているのが、煙道口です。窯全体に熱が行きわたる為に、この位置にあるのです。
写真 窯の天井はデコボコ
窯の天井はデコボコの形状でした。滅多に見られない部分です。
パミアくん、はじめて窯の中に入れてもらって、ご満悦。